2015年5月30日にホテルボストンプラザ草津で行われた
「BOST Science cafe(ボストサイエンスカフェ)」
に行ってきました。
近畿大学が各地で行っている出張授業です。
講義の後にはお楽しみもあり、盛りだくさんの内容でした。
BOST Science cafeとは
ボストサイエンスカフェとは、
近畿大学の生物理工学部が各地で行っている公開講座です。
BOSTというのは生物理工学部の英訳
「Biology-Oriented Science and Technology」
の頭文字だそうです。
“ボスト”ンプラザ草津が会場だったのは
たまたまだったのでしょう。
生物理工学部の所在地である和歌山県内を中心に、
今年度であれば草津や神戸、名古屋や徳島にも出張しています。
参加者の年齢層は?
生物理工学部の先生たちが中学生や高校生にもわかりやすく説明します!
という触れ込みで講義を行います。
近畿大学としても大学受験を控える10代の子たちに
聞きに来てほしいと思うのですが、
会場に来ていた人の年齢層は高めでした。
ホテルボストンプラザ草津
ホテルボストンプラザ草津に行くのは初めてでした。
草津駅の西口を出てすぐの場所にあるので迷わずに済みました。
講座が13時半からだったので
昼食はホテル内のレストラン「リバティー」で食べました。
ランチは1100円~で
サラダ・スープ・コーヒーがお替り自由。
お味はファミレスレベルかな…と思いましたが
盛り付けは凝っていてホテルっぽかったです。
ケネディルーム
ボストサイエンスカフェの会場はサウスウィング6階のケネディルーム。
ホテル名や施設名もそうですが、
ホテル全体にアメリカ関連の展示が施してあります。
会場に向かう途中の廊下にも
歴代大統領の人形や写真が飾ってあって面白かったです。
講義の内容
毎回興味深いお題で行われている講義ですが、
わたしが行った草津会場のテーマは以下の2つでした。
1.土を使わない植物生産-養液栽培
生物工学科 教授 星 岳彦
養液栽培で育てられた野菜を店頭で見かけるようになりました。培地を使わない、または人工培地で培養液を供給して植物を育てる養液栽培について平易にお話しします。
2.ミクロの機械から受精卵のゆりかごへ
~工学とバイオのコラボレーション~医用工学科 准教授 加藤暢宏
半導体の製造技術を基盤として出発したMEMSの歴史や特徴、実際の工業製品への応用の他、バイオMEMSの生殖医療分野での最新の研究成果を紹介します。
各テーマ50分ずつの講義となっています。
お二人とも話が上手で、とても聞きやすかったです。
土を使わない植物生産-養液栽培
1時間目の養液栽培は土を使った栽培と比べて
ロスの少ない栽培方法だということが理解できました。
先生も自宅で植物を育てているとのことで、
自身の体験を交えながらのお話が面白かったです。
ミクロの機械から受精卵のゆりかごへ
2時間目の話はモーターの話から始まり、
最先端の不妊治療の話に展開していきました。
主人も特に興味を持ったようで
使われている素材について先生に質問していました。
いずれの話も科学に興味のある中学生や高校生なら
十分に理解できる内容だったと思います。
講義の後のお楽しみ
講義の後にはコーヒーとケーキがいただけます。
甘すぎない生クリームとベリーソースがマッチして
とてもおいしいケーキでした。
小さな子どもも大丈夫?
ボストサイエンスカフェには2歳の娘も連れていきました。
申込の時に2歳の子どもを連れて行っても大丈夫か聞いたところ、
問題ないとのことでした。
騒いだらすぐに退室できるよう入口の近くに座りましたが、
意外とおとなしくしていました。
娘はコーヒーが飲めないのでオレンジジュースをいただきました。
ボストサイエンスカフェは予約制!
素敵な「BOST Science cafe」。
講座は参加無料の予約制です。
お近くの会場があったら参加してみてはいかがでしょうか。