『成瀬は天下を取りにいく』の文庫版が2025年6月25日に発売となりました。
文庫化を待っていた方も、すでに単行本をお持ちの方も、手に取っていただけるとうれしいです。
『成瀬は天下を取りにいく』
単行本が出たのは2年前、2023年3月17日です。
懐かしの初版本。
2024年4月には本屋大賞を受賞しました。
京阪石山坂本線のラッピング電車にもなりました。
(2024年8月~2025年2月運行)
文庫化
単行本発売から2年3ヶ月、文庫が出ました。
TSUTAYA BOOKSTORE Oh!Me大津テラス店の様子です。
『成瀬は天下を取りにいく』の続編『成瀬は信じた道をいく』に加え、漫画版『成瀬は天下を取りにいく』もあります。
また、『婚活マエストロ』『それいけ!平安部』も並んでいます。
3つの特徴
新潮文庫『成瀬は天下を取りにいく』いよいよ明日6月25日発売です。文庫解説は森見登美彦さん。小説新潮掲載のエッセイ「ぜぜさんぽ」も収録しています。ぜひお近くの書店でお買い求めください #成天 #成瀬は天下を取りにいく pic.twitter.com/vW0oRtzulH
— 宮島未奈 (@muumemo) June 24, 2025
スピンの色
文庫は初版のみ、スピン(紐しおり)が水色の特別バージョンです。
2刷からは新潮文庫で通常使われている焦げ茶色に変わります。
解説は森見登美彦さん
巻末の解説は森見登美彦さんにお願いしました。
すでに単行本をお持ちの方も、これを読むために手にとってほしいです。
ぜぜさんぽ
さらに、小説新潮に掲載されたエッセイ「ぜぜさんぽ」も収録しています。
わたしがときめき坂を歩く紀行文ですので、こちらもあわせてお楽しみください。
お出かけのおともに
新潮文庫の1冊目は背表紙が白と決まっています。
2冊目からは、著者が好きな色を選べます。
もう何色にするか決めていて、おそらく『成瀬は信じた道をいく』からその色になります。
文庫本になって、持ち運びやすくなりました。
ぜひ夏のお出かけのおともに成瀬を連れていってください。