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イベント

ゆうゆうかんの百人一首勉強会と、ナカマチ商店街お坊さんめくり大会

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百人一首の読み札を使ったゲーム、坊主めくり。
ナカマチ商店街ではこれを「お坊さんめくり」と呼んで、盛り上げています。
2017年8月26日に行われるお坊さんめくり大会にさきがけ、
7月8日にはゆうゆうかんで百人一首勉強会が行われました。

わたしも百人一首には思うところがあって、ふらりと行ってきました。

百人一首の勉強会

講師は大津あきのた会、競技かるた八段の石沢直樹先生です。
NHKの職員さんで、NHK大津の「石坂線物語」を手掛けていました。
現在はNHK大阪にお勤めだそうです。

40名が定員の会場はほぼ満席。
老若男女が集まっていて、百人一首が広く関心を持たれているのだと知りました。

百人一首の灯り

会場の前には百人一首の灯りが展示してありました。
大津のPRのために、市民のみなさんが手作りしているそうです。
百人一首のあかり

大津と百人一首

これまで大津でよく百人一首をPRしているのを見ましたが、
どういうつながりがあるのかよく知りませんでした。

まず、かるたの聖地が近江神宮なんですね。
競技かるたの名人戦・クイーン戦や、高校選手権大会など、
甲子園的な存在になっていることがわかりました。

さらに、百人一首のうち、17首が大津にゆかりのある歌なのだそうです。
近江神宮以外にも、比叡山、唐崎神社、崇福寺、逢坂関、三井寺、長等神社、
石山寺、びわ湖など、大津の名所にちなんだ歌があります。

これまであまり知られていなかったものの、
「ちはやふる」のヒットで競技かるたおよび大津の知名度が上がったのだとか。
観光客は126%UP、経済効果は7億1200万円に及ぶそうです。

競技かるたの教材用DVD上映もありました。
勢いよく取るシーンは見たことがあったものの、ルールはよく知りませんでした。
置く場所や取り方にも戦略があることがわかり、もっと知りたくなりました。

お坊さんめくり

お坊さんめくりは坊主めくりと一緒です。
「坊主」という言い方があまりよくないということで、「お坊さん」になっています。
このお坊さんめくりを通じて商店街の活性化を図ろうと考えているようです。

お坊さんめくりの札

今回の勉強会の最後にも、お坊さんめくりの実践が行われました。

お坊さんめくりのルール

お坊さんめくりのルールは以下のとおり。
(クリックで拡大します)
お坊さんめくりのルール

特徴的なのは「蝉丸ルール」です。
場に出ている札も、他の人が持っている札も、全部もらうことができます。
最初のほうに出たらあまり意味がないものの、最後に引いたら一発逆転です。

お坊さんめくり大会のチラシ

8月26日(土)には商店街全体でお坊さんめくり大会が行われます。
参加料は100円で、参加記念品や、入賞賞品もあるのだとか。
現在参加者を募集しているので、我こそは!という方は参加してみてはいかがでしょうか。
お坊さんめくり大会のチラシ

お坊さんめくりの率直な感想

ここからはわたし個人の感想です。
ちょっとネガティブなことを書きます。

お坊さんめくりは運だけのゲームです。
戦略もなくただめくっていくだけなので、
大人から子どもまで等しく楽しむことができるものの、
時間をかけてくじ引きをやっているだけのような感じです。

初対面同士でも楽しめるという触れ込みですが、
わたしのグループはちょっと微妙な空気が漂っていました。
(自分がコミュニケーション苦手なせいもあるかも)

天皇家ルールもわかりづらいです。
まず一目で天皇家なのかどうかわかりづらいうえ、
右の人からもらうのか、左の人からもらうのか、混乱します。

「姫が出て、真ん中に札が出ていなければもう1枚引く」ルール、
わたしが子どものときやった坊主めくりではありませんでした。
もう1枚引いたときに坊主が出たら、手持ち札を出すことになるので、
姫を引くことがリスクになってしまい、腑に落ちない感じがします。

百人一首には興味を持った

お坊さんめくりに対してはあまりピンときませんでしたが、
百人一首自体には興味が湧いてきたので、
我が家でもカルタを買おうと思っているところです。

イベントのようすはゆうゆうかんのFacebookにUPされていました。
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

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