ちょっと前に、子どもの誕生日祝いでおごと温泉に行ってきました。
大津市内に住んでいると、近すぎてあまり行く機会がないですよね。
このたび宿泊したのはおごと温泉の「湯元舘」。
CMが流れているので知っている人も多いと思います。
はじめて足を運びましたが、とてもきれいな旅館でした。
館内やお食事の内容についてレポートします。
湯元舘に入館
こちらが湯元舘の入口です。
「はなれ葭蘆葦(かろい)」は2013年7月にオープンしたばかりの別館で、
わたしたちが宿泊した南館よりもグレードが高くなっています。
きれいなアトリウムです。
吹き抜けになっていて、開放感があります。
カフェテラス『花雲水』では、夜になるとコーヒーの無料サービスがありました。
ほかには別料金で、カラオケやナイトラウンジ、麻雀コーナー、
ゲームセンターや卓球コーナーが利用できます。
旅館らしきものはひととおり揃っています。
湯元舘の温泉
湯元舘の売りは7つの温泉です。
そのうち2つは別料金の貸切風呂なので、正味5つです。
- 露天「湯幻逍遥」
- 露天「月心の湯」
- 眺望大浴場「湖望の湯」
- 眺望大浴場「山望の湯」
- 回游大浴場
- 貸切「石の音」(50分2,000円)
- 貸切「木の香」(50分2,000円)
このうち露天風呂と眺望大浴場は男湯と女湯が一日交代制です。
全部入ろうと思ったら、宿泊日に3ヶ所、翌日2ヶ所という回り方をすることになります。
各温泉は別々の場所にあるので、ややこしいです。
「いろんなお風呂に入れて楽しい!」という人もいるかと思いますが、
わたしは面倒くさくて「一ヶ所にまとまっているほうがよかった」と思ってしまいました。
そんなことを言いつつひととおり回ってみたので、
簡単にお風呂ごとの特徴や感想を紹介します。
露天「湯幻逍遥」
南館5階にあります。
露天風呂だけで内湯はありません。
岩をくぐる部分があって、子どもは楽しそうでした。
露天「月心の湯」
月心亭11階にあります。
こちらも露天風呂だけで内湯はありません。
宿泊したのが南館だったので、行くまでが遠かったです。
月心の湯は単にながめのよい露天風呂という感じです。
琵琶湖がよく見えますが、雄琴の街もよく見えてしまいます。
雄琴の街が悪いのではなく、コンビニなど生活感にあふれているので、
現実逃避をしたい人にはいまいちかもしれません。
眺望大浴場「湖望の湯」
南館8階にあります。
ここが一番オーソドックスな大風呂でよかったです。
みんな珍しい露天風呂に行くのか、空いていました。
眺望大浴場「山望の湯」
南館8階にあります。
こちらは木を基調にした大浴場で、きれいです。
もしまた来ることがあれば、
眺望大浴場に集中して入るのがいいと思いました。
回游大浴場
西館2階にあります。
ほかの温泉と比べると、ここだけ古いです。
打たせ湯や電気風呂など、健康ランド風のお風呂が楽しめます。
湯元舘の食事
食事は夜も朝も個室でした。
このように一室が貸切になります。
湯元舘の夕食
「近江牛とバームクーヘン豚の旨みを味わい尽くす会席」です。
例によってわたしは海老アレルギーなので、メニューが一部変わっています。
こちらは一同絶賛だった「豚角とじゃが芋のとろとろ煮」です。
湯元舘の名物なのだそうです。
必要以上に量が多くなかったのがよかったです。
旅館の夕食は多すぎて残してしまうことがありますが、
今回は満腹感110%ぐらいで全部食べることができました。
もしかしたら大食いの人には物足りないのかもしれませんが、
これぐらいがちょうどいいという感じです。
湯元舘の朝食
琵琶湖の鮎や、近江八幡の赤こんにゃくなど、地元の食材がふんだんに使われていました。
漬け物も豊富で、ごはんが進みました。
湯元舘のサービス
サービスの中でも印象的だったのは温泉まんじゅうです。
部屋に案内してもらった直後、備え付けの蒸し器で温めてくれました。
温かくして食べる温泉まんじゅうは格別でした。
温泉まんじゅう以外にも、滋賀名物の珍味が部屋に置いてあって、
無料で食べることができます。
食後、部屋に戻るとティーセットが置いてあったのにも感激しました。
おなかいっぱいで食べられませんでしたが、心づかいがうれしいですね。
スタッフはみなさん感じがよくて、サービスも大満足でした。
近場すぎてちょっともったいない気もしましたが、楽に帰ってこられてよかったです。
また来年も行きたいな~なんて思っています。
湯元舘が予約できるサイト
我が家では今回JTBを利用しました。
和歌山県の白浜に行ったときに続き、2回目です。
日程やプランによってはお得なものが出ています。
楽天トラベルやじゃらんにも掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。