京阪大津線(京津線・石山坂本線)が2017年4月1日からICOCA定期券を導入しました。
これまでもICOCAは使えたのですが、定期券は磁気定期券でした。
京阪大津線のみならず、JR西日本や京都市交通局への連絡定期券も発売開始となります。
京阪大津線で通勤している夫の定期券が切り替え時期だったので、
同じタイミングでICOCA定期券に変更しました。
この記事では京阪大津線で発売されたICOCA定期券の概要と、
発行替えの流れ、夫が実際に使ってみた感想をご紹介します。
ICOCA定期券のチラシ
浜大津駅に置いてあったICOCA定期券のチラシです。
大津線とJR西日本・京都市交通局への連絡定期が発売されると書かれています。
これまで接続駅は京阪山科と京阪石山の2駅だけだったのが、
皇子山と京阪膳所も追加されたそうです。
また、京阪線ではJR西日本、阪神、南海、近鉄、叡電に加え、
大阪モノレール、阪急、京都市交通局への発売範囲が拡大するそうです。
このチラシで「カモノハシのイコちゃん」が持っている定期券の区間は
「坂本-京都 経由大津京」になっています。
「比叡山坂本駅まで歩いてJRに乗ったほうがいいのでは…」
とちょっと思いました。
皇子山-大津京のほうが歩く距離が短くて済むとか、
どうしても京阪電車に乗りたいといった理由があるのでしょう。
発行替えができるICOCA定期券
発行替えができるのは以下の定期券です。
- 京阪大津線内の磁気定期券
- 京阪大津線~JR西日本の磁気連絡定期券
- 京阪大津線~京都市営地下鉄の磁気連絡定期券
すでにICOCAを持っている場合は料金は不要ですが、
ICOCAを持っていない場合はデポジットの500円が必要です。
当然のことながら、ICOCA定期券も磁気定期券も定期券の料金は同じです。
浜大津駅でのICOCA定期券発行
夫はことしの4月に期限が切れる磁気定期券を持っていました。
「更新のついでにICOCAにしよう!」と張り切って出かけていったら、
窓口で「まずは継続の磁気定期券を発行します」と言われ、
新しい磁気定期券が発行されました。
さらに、夫が持っていたICOCAには昔使っていた定期券情報が残っていたので、
その情報を削除するための書類も書きました。
よくわからないまま自動発行機に行くように言われて、
新しい磁気定期券を通したうえで手持ちのICOCAを入れたら、
無事にICOCA定期券になって出てきました。
ICOCA定期券にした感想
従来の磁気定期券がなくなったわけではないので、
ICOCA定期券にするかどうかは個人の自由です。
夫はICOCAをすでに持っていたのと、
「物珍しかったから」という理由で発行替えしました。
以下は夫から聞き取った感想です。
定期券を出さずに済む
これまで磁気定期券を定期入れから出して自動改札機に通していたのが、
ICOCAはタッチするだけで済むようになりました。
しかしこれまで自動改札のない駅ではそのまま乗っていたのが、
ICOCA定期券は乗車駅でタッチしないと降車駅の自動改札から出られなくなります。
発行翌日、さっそく失敗しました。
1枚カードが減った
これまでICOCAと磁気定期券を両方持ち歩いていたのが、
ICOCAの1枚になったので、カードを減らせたのが良かったです。
詳しいことは公式へ
ICOCA定期券の発売については京阪電車公式サイトのpdfファイルで確認できます。
大津線「ICOCA定期券」「ICOCA連絡定期券」の発売開始および接続駅の追加について
磁気定期券の券種や区間によっては、発行替えできないものもあるようです。
詳しいことは駅員さんに聞いてみてください。