時事ネタ

宮島未奈「ありがとう西武大津店」がR-18文学賞を受賞しました!

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2023年3月17日に「ありがとう西武大津店」を収録した単行本『成瀬は天下を取りにいく』が刊行されます!
詳しくは新潮社ホームページへ→成瀬は天下を取りにいく

わたしの書いた小説「ありがとう西武大津店」が新潮社の第20回女による女のためのR-18文学賞で大賞、読者賞、友近賞を受賞しました!

3月に最終候補に残ったとお知らせしたので、読んでくださった方もいるかもしれません。
現在、Webでの公開は終了しています。
受賞作と受賞の言葉、選評は4月22日発売の小説新潮2021年5月号に掲載されます。

受賞を機に、小説用のペンネームを宮島未奈(みやじまみな)にしました。
新しい名前でもよろしくお願いします。

女による女のためのR-18文学賞とは?

女による女のためのR-18文学賞は今年で第20回を迎える文学賞です。

現在の選考委員は三浦しをん先生と辻村深月先生。
お二人が選ぶ「大賞」に加えて、読者コメントで決まる「読者賞」と、友近さんが選ぶ「友近賞」があります。

【新潮社の公式ホームページ】
女による女のためのR-18文学賞

R-18文学賞のテーマ

R-18と聞くと敬遠される方もいるかもしれません。
第1回~第10回は官能がテーマだったのですが、第11回以降は官能に限らず「女性ならではの感性を生かした小説」を募集しています。

R-18文学賞出身の方々

R-18文学賞は豊島ミホさん、吉川トリコさん、宮木あや子さん、蛭田亜紗子さん、山内マリコさん、窪美澄さん、彩瀬まるさん、町田そのこさん、一木けいさんなど、数多くの作家を輩出しています。

県民には買うものがある

第15回で友近賞を受賞した、笹井都和古さんの「県民には買うものがある」は滋賀を舞台にした小説です。
(noteで公開されています)

友近賞受賞作「県民には買うものがある」(1/5)|県民には買うものがある
林田くんは今日もチャックのついた薄手のパーカを着ている。全体は紺色の無地で、フードの裏に青を基調としたチェック柄があしらわれたものだ。イオンで買ってん、と言うそ...

夜空に泳ぐチョコレートグラミー

最近『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこさんもR-18文学賞のご出身。
受賞作を含むデビュー作『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』も名作です!

「ありがとう西武大津店」について

2020年8月、コロナ禍でやることがなくなった女子中学生が、夕方のローカルテレビ局による西武大津店の閉店カウントダウン中継に映りに行く話です。

大賞、読者賞、友近賞のトリプル受賞は初めてということで、喜びよりも驚きが強かったです。

中でも読者賞は皆様のおかげです!
ありがとうございます!

わたしの挑戦

わたしは第17回からこの賞に応募していました。

第17回「卒業旅行」最終選考落ち
第18回「好きだった人」最終選考落ち
第19回「モニター1号の狂喜」三次選考落ち
第20回「ありがとう西武大津店」受賞!

応援してくださっていた皆さんに、今回ようやく良いお知らせができたのでとてもうれしいです。

ニュースになりました

さっそくメディアに取り上げられて、近所の人から「見たよ!」「おめでとう!」と言われ、作中に登場した成瀬みたいになっています。

NHK大津「おうみ発630」「おうみ845」

4月12日のニュースになりました。

(フォロワーのたけひろさんのつぶやきをお借りしました)

京都新聞

4月12日に京都新聞で取り上げられました。
京都新聞2021年4月12日
(引用元:京都新聞

eo光チャンネル「情報スパイス」

4月16日の関西週間ニュースで、滋賀の話題として取り上げられました。
情報スパイスヘッドライン

これからもよろしくお願いします!

小説家になるのは長年の夢でした。
こうしてスタート地点に立つことができて、ワクワクとドキドキでいっぱいです。

編集さんによると、滋賀で小説新潮5月号の注文が相次いでいるそうです。
地域の皆さんに関心を持ってもらえるのはとてもありがたいことだと思います。

女による女のためのR-18文学賞という賞の名前ですが、男性や18歳未満の方も安心して読める内容なので、ぜひご覧ください!

「小説新潮」公式サイト

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