2018年10月8日に大津市民会館で行われた、
大津市いじめ防止市民フォーラムに行ってきました。
無料の託児もあり、子どもを預けてじっくり話を聞くことができました。
当日の様子をご紹介します。
オープニング
打出中学校ブラスバンドによる演奏がありました。
曲目は「GUTS!」「負けないで」「サボテンの花」「風になりたい」の4曲。
どれも聞き馴染みのある曲で、楽しく聞くことができました。
開演前のステージです。
鈴木明子講演会
講演会のゲストはプロフィギュアスケーターの鈴木明子さん。
雰囲気があって、すごくかわいらしかったです。
印象に残ったところを箇条書きでご紹介します。
・がんばっていないと認めてもらえないと思っていたが、
がんばっていなくても母親にとっては生きているだけでいい
・どんなにつらくても体は生きることを諦めない
・誹謗中傷の手紙が届くことも多い
ショックだけれど自分を好きと言ってくれる人のためにがんばる
・フィギュアスケート選手同士仲がいい
でも暗黙の了解で踏み込んではいけないところがある
・母親は自分の声を聞いたり目を見たりするだけで何があったかわかる
「ただいま」と元気に帰ることが重要
パネルディスカッション
越市長と、鈴木明子さんと、市内の中学生によるパネルディスカッション。
コーディネーターは舌耕家(ぜっこうか)の栗木剛さんです。
パネルディスカッションと聞いたときには
ありがちなテーマでお固い議論をするのではないかと思っていましたが、
予想に反してすごく面白かったです。
「空気を読む/読めないは状況に応じて加工される」という中学生の名言に、
聞いているこちらもなるほどと唸りました。
エンディング
最後に大津っ子リーダースクールの卒業式がありました。
大津っ子リーダースクールは市内の中学校の代表者が、
いじめのない明るい学校を作るために意見交換をするもの。
パネルディスカッションに登壇していたのもリーダースクールの生徒たちなのだそうです。
ブラスバンドの演奏、鈴木明子さんの講演、パネルディスカッションと、
見ごたえのあるフォーラムでした。