交通

JRの昼特きっぷが2018年秋で廃止、大津-大阪の運賃が高くなる

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先日、JR西日本の昼特きっぷ廃止が発表されました。
発売終了となるのは来年2018年9月末の予定です。

滋賀県から大阪方面に行くには欠かせない存在だった昼特きっぷ。
わたしも金券ショップで購入して、よく利用しています。
このたびの廃止の知らせにはとても驚きました。
発表当日のツイートです。

昼特きっぷとは

昼特の愛称でおなじみの「昼間特割きっぷ」。
平日の10:00~17:00と、土日祝に使うことができます。

関西ではおなじみ

関西ではよく使われていますが、全国的なものではありません。
わたしも関西に来て「そんなきっぷがあるのかー」と知りました。

きっぷの存在以上に、駅前で簡単に買えることが驚きでした。
大津駅の近くにも金券ショップや金券自動販売機があり、
昼特きっぷを1枚から購入することができます。

驚きの割引率

JR大津駅からJR大阪駅は定価で970円ですが、
大津駅前の金券自動販売機なら昼特きっぷで640円になります。

駅で直接購入すればもっと安いです。
京都-大阪は6枚で2,100円ですから、1枚あたり350円。
大津-京都の普通運賃200円と合わせても550円です。

ただし、京都-大阪の昼特きっぷは京都駅か大阪駅でしか買えません。
大津駅では購入できないのでご注意ください。

昼特きっぷ廃止で運賃はいくら上がる?

昼特きっぷがなくなったからといって、大阪に行けなくなるわけではありません。
実質的には値上げということになるでしょうか。

ICOCAのポイントサービスがはじまるということですが、
どれほどの還元率があるのか気になるところです。

きっぷを分割する

昼特きっぷの廃止後、大津駅から大阪駅に行くために、
定価の970円を払う必要があるかというと、そうとも限りません。

大津から京都の運賃は200円、京都から大阪の運賃は560円なので、
京都で分割するだけで760円になります。

大津駅の駅員さんにこのことについて尋ねたところ、
大津駅でも京都分割のきっぷを作ってもらえるとのことです。

普通回数券を利用する

また、普通回数券は昼特廃止後も続くでしょうから、
金券ショップで普通回数券を購入することはできます。
大津駅前の金券自動販売機では大津-大阪の普通回数券が730円で売っています。

金券ショップはどうなる?

ツイートで「金券ショップはつぶれそう」と書きましたが、
一概にそうとも言い切れないでしょう。
金券ショップで普通回数券を買えば、普通にきっぷを買うより安いからです。
事実、昼特きっぷのない静岡でも金券ショップは営業しています。

しかし金券ショップに行く暇がないときは、
「あんまり変わらないし駅で買おうかな」となるかもしれないので、
多少は売上が落ちるかもしれません。

宝塚に行くのが高くなる

昼特廃止と聞いて一番に思ったのは、宝塚に行くのが高くなるなということでした。
大津駅から宝塚駅は定価1,320円ですが、
大津駅前の「ときめきチケット」で昼特きっぷを買うと940円です。
普通回数券だと1,040円なので、
わたしにとって片道100円の値上がりということになります。

昼特が安すぎたといえばそうなのですが、
使い慣れたものがなくなるのはショックなものです。

大津駅周辺の金券ショップはこちらの記事でまとめています。
また新たに写真を撮り直さないとなりませんね。

大津駅周辺の金券ショップ・金券自動販売機をまとめました
大津駅周辺にある金券ショップと格安チケット販売機の位置や営業時間をまとめています。特に大阪方面に行かれる際は節約効果が高いので、ぜひチェックしてみてください。
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