先日、JR西日本の昼特きっぷ廃止が発表されました。
発売終了となるのは来年2018年9月末の予定です。
滋賀県から大阪方面に行くには欠かせない存在だった昼特きっぷ。
わたしも金券ショップで購入して、よく利用しています。
このたびの廃止の知らせにはとても驚きました。
発表当日のツイートです。
それ以上に大変なニュースがJRの昼特きっぷ販売終了の件。これってただの「ショック」とかいう言葉では言い表せない。金券ショップはつぶれそうだし、人の流れも変わりそうhttps://t.co/pyZ9bVLWPG
— 宮島ムー (@muumemo) 2017年9月7日
昼特きっぷとは
昼特の愛称でおなじみの「昼間特割きっぷ」。
平日の10:00~17:00と、土日祝に使うことができます。
関西ではおなじみ
関西ではよく使われていますが、全国的なものではありません。
わたしも関西に来て「そんなきっぷがあるのかー」と知りました。
きっぷの存在以上に、駅前で簡単に買えることが驚きでした。
大津駅の近くにも金券ショップや金券自動販売機があり、
昼特きっぷを1枚から購入することができます。
驚きの割引率
JR大津駅からJR大阪駅は定価で970円ですが、
大津駅前の金券自動販売機なら昼特きっぷで640円になります。
駅で直接購入すればもっと安いです。
京都-大阪は6枚で2,100円ですから、1枚あたり350円。
大津-京都の普通運賃200円と合わせても550円です。
ただし、京都-大阪の昼特きっぷは京都駅か大阪駅でしか買えません。
大津駅では購入できないのでご注意ください。
昼特きっぷ廃止で運賃はいくら上がる?
昼特きっぷがなくなったからといって、大阪に行けなくなるわけではありません。
実質的には値上げということになるでしょうか。
ICOCAのポイントサービスがはじまるということですが、
どれほどの還元率があるのか気になるところです。
きっぷを分割する
昼特きっぷの廃止後、大津駅から大阪駅に行くために、
定価の970円を払う必要があるかというと、そうとも限りません。
大津から京都の運賃は200円、京都から大阪の運賃は560円なので、
京都で分割するだけで760円になります。
大津駅の駅員さんにこのことについて尋ねたところ、
大津駅でも京都分割のきっぷを作ってもらえるとのことです。
普通回数券を利用する
また、普通回数券は昼特廃止後も続くでしょうから、
金券ショップで普通回数券を購入することはできます。
大津駅前の金券自動販売機では大津-大阪の普通回数券が730円で売っています。
金券ショップはどうなる?
ツイートで「金券ショップはつぶれそう」と書きましたが、
一概にそうとも言い切れないでしょう。
金券ショップで普通回数券を買えば、普通にきっぷを買うより安いからです。
事実、昼特きっぷのない静岡でも金券ショップは営業しています。
しかし金券ショップに行く暇がないときは、
「あんまり変わらないし駅で買おうかな」となるかもしれないので、
多少は売上が落ちるかもしれません。
宝塚に行くのが高くなる
昼特廃止と聞いて一番に思ったのは、宝塚に行くのが高くなるなということでした。
大津駅から宝塚駅は定価1,320円ですが、
大津駅前の「ときめきチケット」で昼特きっぷを買うと940円です。
普通回数券だと1,040円なので、
わたしにとって片道100円の値上がりということになります。
昼特が安すぎたといえばそうなのですが、
使い慣れたものがなくなるのはショックなものです。
大津駅周辺の金券ショップはこちらの記事でまとめています。
また新たに写真を撮り直さないとなりませんね。